グーグル・ビデオ(動画)などのコンテンツを追加

グーグルビデオ(Google Video)は、以前グーグルが提供する動画配信共有サービスであったのだが、昨年のネット界の大ニュースの一つであった Google によるYouTube社の買収によって、今ではユーチューブとグーグル・ビデオのいずれもグーグルのサービスとなっている。

さて、今日はこのブログ(実はこの blogspot というドメインのブログもグーグルの提供するBloggerという無料のブログ・ホスティング・サービス)の更新をしようと思って色々と管理画面いじっていたら、グーグルビデオとYouTubeの動画コンテンツを簡単にこのブログに追加できることが分ったので、早速追加してみた。

うーん、こういうコンテンツもサクッと簡単に追加できる仕組みを、しかも無料で提供するとは・・・恐るべしGoogle!

ちなみに、最近読んだネットのニュースに「グーグル--それは究極の打ち出の小づち」という記事があった。 

この記事の内容を一言で言うと、要するにグーグルのビジネスモデルが非常に優れていて現在のネットではグーグル以上のビジネスモデルは無いのではないかということ。

確かに自分のネットでのグーグルの使い方を振り返ってみても、Googleが無くなったらとても不便になってしまうかもと考えさせられる。

少し前に、NHK スペシャル「Google 革命の衝撃」という番組があり、その中では収入から消費・生活の何から何までをGoogleに依存しているというアメリカ人の青年が紹介されていた。 

俺の場合、Googleが無くなったら生活できない、というほどまでまだ依存している訳ではないが、今後ネットビジネスの大半をグーグルが買収してしまうようなことになったら、それも夢物語じゃなくなってくるかもしれない。

ただ、現実にはインターネット業界での覇権を争おうとしている会社は、ヤフーやマイクロソフトなどまだ他にもある(ただ、検索エンジンの市場シェアとしては、日本は例外だが世界的にはグーグルがダントツでトップで、グーグルに対抗しようとする勢力ももちろんある。(参考記事: マイクロソフト、ヤフー買収狙う

グーグルの一ユーザとしては、ネット企業各社が競争することで、グーグルだけでなく色々なネット上の便利なサービスが無料(またはそれに近い費用)で利用できるのは良いことだと思う。 

そして、ネットが生活必需品となりつつある現在、グーグルがすべてを独占するのもあまり好ましいとは思わないので、ヤフーなりマイクロソフトなりがグーグルと競い合うことで、インターネットの検索や各種サービスが健全な形でユーザに提供されることを期待したい。

グーグルアース(Google Earth)

グーグルアースグーグルアース(Google Earth、無料でダウンロード可能)は、グーグル(earth.google.co.jp)によれば、次のように説明されている:

Google Earth は、Google の検索技術と衛星航空写真、地図、地形や 3D モデルなどを組み合わせて、世界中の地理空間情報をお届けするソフトウェアです。


実は、その存在を知りつつもまだ使ったことが無かったのだが、早速グーグルアースをダウンロードして使ってみた。(グーグルアース 日本語版 ver.4.0.2737)

その使用感は・・・そう、グーグルマップ(Google Maps)の衛星写真や航空写真の部分を取り出して、3D化し検索した場所から場所へあたかも仮想的に移動しているかのような感覚で表示することが出来るというものだ。うん、グーグルアースおもしろ~い!

仕事や日常生活などで使う地図にはグーグルマップの方が実用性が高いが、旅行の場所を考えたりするとか、地球儀の代わりにパソコンで3D的に地球や世界のあちこちを見たりするような場合には、グーグルあーすがピッタリだ。そういう意味で、グーグルアースは無料の地球儀ソフトと言っても良いかもしれない。

グーグルアースの使い方は、基本的には画面左上の検索ボックスに地名とか都市名を入力してリターンキーを押すと言う感じ。細かい所では色々と機能や解像度などオプションの設定とかあるのだが、まぁ遊びであればとにかくダウンロードしてインストール、世界遺産などの代表的な場所を検索入力して見るという楽しみ方が良いだろう。

例えば、グーグルアースをダウンロードした人が良く見る定番の名所が「エリア51」という不思議な三角形の描かれた場所(アメリカのネバダ州の米軍の敷地内にある)。グーグルマップで表示したエリア51の画像はこれ→エリア51。Google Earth をダウンロードしてインストールしたら是非お試しあれ。

他には、ナスカの地上絵とかエジプトのピラミッド、イギリスのミステリーサークル、等などグーグルアースで見ると面白い場所が色々とあると思う。ミサイル発射基地などのある北朝鮮なんかも面白いかもしれない。

グーグルアースを使うときの、その他のヒント:巨大ラブレター、巨大ウサギ・・・などなど。

グーグルアースは単体でもダウンロードできるし、他にも便利なソフトと一緒にGoogleパックというセットでダウンロードしても良い。 ということで、Google Earthをまずは使ってみて下さいね。


Google Maps (グーグル マップ)

グーグルマップ(英語では Google Maps と複数形になることに注意)は、その名のとおり Google が提供する地図のオンラインの表示サービスだ。

グーグルmapが出るまでは、既存のウェッブでの地図サービスは表示に時間がかかったりして、使い勝手がイマイチという感じがあったのだが、これを知るとオンラインでの地図検索サービスはグーグルマップだけでもカバーできちゃうかな、と言う気になる、それ位使い勝手が良いのだ。


まぁこのサイトでグーグルまっぷが良い!良い!と言った所で、良く分らないだろうから、論より証拠、実際に使ってみて頂ければと思う。Google Maps とかグーグルマップとグーグルで検索すれば出てくる。日本版(maps.google.co.jp)では日本の地図が、英語版(maps.google.com)ではアメリカ大陸の地図がまず表示される。

例えば、グーグルマップによる皇居の地図。 この地図の周辺を見るには、マウスでグリグリと見たい方向にドラッグするなり、"+" や "-"のマークをクリックするか、その間のスケールの所望の箇所をクリックして縮尺を変えるなりすればよい。

技術的には、いわゆる AJAX(アジャックス、エイジャックス)というテクニックが使われているのだが、サーバとのやり取りがバックグラウンドで行われていて、サクサクと地図が表示できるので、使い勝手がとても良いのである。

また、地図での表示だけじゃなくグーグルマップでは衛星写真(航空写真?)での表示もできる。先ほどの皇居の例だと、こんな感じ → 皇居の衛星写真画像

俺の場合、グーグルマップを使って仕事で行く会社などの地図を印刷して持参したり、というように活用している。 あと、エジプトの地図を表示させてピラミッドがちゃんと正方形に見えるのを確認したりして遊ぶこともできる。

とまぁ、サクサクと動くネットの地図サービス、Google Maps、まだ使ったことが無い方は是非お試しあれ!

Googleとの出会いとこれから

Google のことを一番最初に知ったのは、アメリカはカリフォルニア州のある会社で仕事をしていた頃だ。
今(2007年)からだと8年ほど前だろうか、いずれにしても Google がまだ検索サービスを提供し始めたばかりの頃だった。

仕事場で、開発担当のエンジニアの同僚・ホセ(UCBを卒業し、博士号も持っている優秀な技術者)に、良い検索エンジンがあるんだよ、という感じで教えてもらったのが Google だった。

今も昔も Google の標準的なユーザ・インタフェースはほとんど変わっていないのだが、Google の会社はベンチャー企業(英語でいう start-up)から、従業員数が1万人(ワールドワイド)、株式の時価総額が1000億ドル(1ドル100円換算でも10兆円!)を超える巨大企業となると同時に、Web 2.0 を代表するIT企業の代名詞となった。

ホセにグーグルのことを聞いたあの日、今日のグーグルのことなど凡人の俺に予想などできただろうか?

変えられない過去のことをとやかく言っても始まらないので、現在と未来のことを考えやるべきことをやるというのが俺のスタンスではあるのだが、いわゆる "Google革命" に思いをはせる時、ネットビジネスにもっと早く着手すべきだった、とか、グーグルの株をIPOのときに買っておけば良かった、とかまぁ色々と悔しいことがあるのは事実である。

まぁ、そういうことはすっぱいブドウだと切り捨てて、とにかくこれからグーグルを活用して、自分の老後を・・・じゃなくて、いかに豊かで快適・便利な生活を送ることができるかということを俺なりに書き記してみたいと思う。